レッド・ドラゴン
少し映画離れしていたので、
たまってる観てない映画をそろそろ消化しようかと軽そうなレッドドラゴン観てみた。
むかーしからビデオ屋のサスペンスコーナーの隅っこで
申し訳なさそうに佇んでいる
「レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙」の
焼き直しです。これつまんないんだ。ははは。
「ハンニバル」がお世辞にも良い映画ではなかったので、
さらに話題性のなかった「レッド・ドラゴン」は
まったく期待しないで観た。
最初のつまんない「レクター博士の沈黙」のイメージ強いし。
基本的にやめときゃよかった三部作にとどまってるとは思うが
「ハンニバル」よりは楽しめた。
豪華キャストだからっていうのもある。
アンソニー・ホプキンスは希代の名優で、全てに厳しい人だと思っているんだけれど、
なんでこのシリーズは出たんだろう。断りそうなのに。
一番この映画で光っていたのはフィリップ・シーモア・ホフマンですが。
でぶ記者ね。燃えた。いや萌えた。
ロバート・デニーロの次に「カメレオンアクター」の異名を手に入れた役者です。とてもいい。いつ見ても良い演技。
ハーベイ・カイテルは活躍しないけど、存在感って事では良いキャスティングだと思います。
お話自体はどうでもよくて、「羊たちの沈黙」の前夜祭と言われるのを狙っているようなラストといい、こじんまりしてます。
レクター博士大暴れが見たいなら、「羊たちの沈黙」だけでいいでしょう。