いい人=悪人説

最近観たり読んだりしてて思うのだが
どんな人間にもいい面と悪い面があるもので、
状況によってそのどちらも表に出うる、ということを
上手い事物語の中で表現できてる作品はなかなかお目にかかれない。
それは出会ってないだけ、僕の読む本が偏ってるだけ、
B級にそれを望むな、などなど僕の思い違いかもしれないが。

アクション物で悪役にもいい面があります描写を見せるのは蛇足になるだろうし、
(それ自体がオチだったりテーマだったりして使われてる事は結構あるが)
感情移入の妨げにしかならないかもしれないなぁ。

でもやっぱりダニー・トレホ(画像)も実は善良な部分を秘めてるだろうし、聖人だって人間である以上、暗黒面を持ってる。
僕も君もそうだよねぇ。でもそれは皆隠して生きてるよね。
と言う事は、善良に見える人ほど良いとこしか見せてない、
何が悪く思われて何が好まれるのかを完全に理解してる
悪のエリートかもしれないねぇ。

茫洋とした癒し系や、天然系の存在を僕はまったく信じない、あれはわかってやってるんだと思う。
露悪趣味の嫌われ者の方が人間的には信用する気になる。

全然まとまらない上に泣きそうになって来たからやめ。