毎日怒っている嫌われ者の偏屈ジジイのたった一人の友達は3件隣のばあさん
遊びに来ては茶飲み話でジジイを怒らせる。
ジジイが怒るとばあさんは
「あっまた始まったね!ヤダヤダあたしかえろ」
とか言ってさっさと帰ってしまう。
怒りのやり場のなくなったジジイは近くの誰にでも怒鳴り散らす。
でも翌日またばあさんが遊びに来る。
ジジイは顔を見るなり怒鳴りつけるがばあさんは
「まだ言ってるのこのジジイはしつこいねー、男らしくないよ」
と笑顔で言いながら茶菓子を取り出して上がりこんでしまう。
そして帰り際は必ず喧嘩。

ばあさんが来ないと爺は元気がなくて寂しそうだ。
絶対に自分からは遊びに行かないけど。

でもばあさんが風邪で寝込んだ時は
ジジイは茶菓子を買って見舞ったそうな。


などという良い話なのか何なのかよくわからない想像を
頭乾かしながらしていたら
歳をとってこういう友達がいたら幸せかなと思った。
ちょっと山田洋次監督っぽいシチュエーションだとも思った。