ヘルボーイ

捨て狗さんと観てきた。
 
タイトルまでの冒頭10分でこの映画がこの後どうなろうと、
面白かろうがつまらなかろうが許せる気分に。
だだだってナチが!ナチがオカルトですよ。ナチルト。
これを普通にやると手のつけられないB級ホラー映画になるのだが、
(「ナチスゾンビ」等)これはコミック原作であるからこれで良いのである。
さいこー。
 
実際、原作コミックを読んだことがない、予備知識ゼロで観に行ったので、
映画が始まってものの5分であのハーケンクロイツ旗を見た時は安心感で頬を濡らした。
 
明らかにラヴクラフトの神話体系を意識した設定で、旧支配者みたいのとか、
クトゥルーみたいなのとか。モロ好み。
 
原作を知らないのでヘルボーイの性格とかも知らないのだが、
60年代ハードボイルド映画の主役みたいで、とてもよい。
ハンフリー・ボガードの生まれ変わりかと思いますた。
 
 
ナチ女のハンマーで殴り殺されたいぜ
(一部のマニアへの伝言)