ドーン・オブ・ザ・デッド

前の職場の人から久方ぶりに電話あり。
何の用ですかと聞いたら
「食料を大量にやるから首切り動画」くれと。
僕はグロの商人か。


さてグロの商人おすすめの(と言ってもそんなにグロでは無い)
ドーン・オブ・ザ・デッド」プレミアムエディションDVDだが。
本編5.1ch音声を観た後で、日本語吹き替えを観て、
監督による音声解説を観た。
三回も連続で本編を観ているわけで、それでもまだ面白い。

音声解説で監督が
「お偉いさんたちに『なぜゾンビウイルスが発生した原因を描かないのか。描くべきだ。』って言われたけど、それをやったらファンは怒るだろう。これはドキュメンタリーなんだから。」
と言っているのを聞いて、アンタに任せてよかったよと言う気分に。
作中「ゾンビ」って台詞が出ないのもとてもよい。
そうなんですよ。
死体が歩き回って見境なく襲ってくる状態で、社会機構が破綻して情報が手に入らないっていう「何がどうなってるのかわからない緊急事態」を生き延びるのがゾンビ映画の楽しさ。

僕はこの映画400時間くらいあってもずっと観れます。
観たい。


特典映像の
「番組の途中ですが緊急特別番組をお送りします」
は、本編中のテレビで流れていた、世界が崩壊して行く様を伝えるニュース番組のノーカット版。
最高。時間の経過と共にキャスターの服装がだんだんだらしなくなって行ったりして。
これを観るためにDVD買ったと言っても過言では無いので
大満足。レンタルには特典ついていないらしいし。

ロメロの流れを汲む正統ゾンビ映画、これを観ないでゾンビ映画を馬鹿にしないでね。