謎のタイ製スプラッタ映画

某所でタイのスプラッタ映画(タイトル読めない)を観る機会に恵まれた。
タイ映画と言ったら「レイン」や「マッハ!!!」くらいしか思い浮かばないが、
もちろん日本向けになっていない映画もごまんとあるわけで。

字幕なし。
しかしそれでもたいして困らないのがスプラッタホラー映画のいいところである。
画面見てりゃなんとなくわかる。

ええと、幸薄い女の子が暴行されて、自殺して、生ける屍となって復活したけど彼氏はいきなり他の女と寝てる。うわぁ。
彼氏ぶち殺して(はらわたブッ千切って)、暴行した連中を血祭り(ホントに血祭り)にあげてたら正義の呪術師が。
呪術師と対決したけど余裕であっさり勝利(首もぎ取って)した、
今や腐乱激しい薄幸ゾンビ少女の目の前に、
仏に帰依した母親が登場。
あっさり成仏。


なんてこった、「マッハ!!!」もこれも、ありがたい仏パワーで全解決か!
仏の前に敵は無し。
仏が通った後には色とりどりの花々しか残らねえ。

血しぶき血煙もうもうたるスプラッター映画で仏教訓話
どのジャンルであろうとタイ映画が伝えるメッセージは一つ。
「仏に帰依しなさい!しないとこうだ!」